豊臣時代の大坂城の本丸にあたる詰ノ丸でおこなった今回の発掘調査は2013年度より開始した「豊臣石垣公開プロジェクト」の一環としておこなわれました。詰ノ丸の南東部のこの場所には櫓があったと推定され、豊臣時代の石垣が一部壊されてる状態でみつかりました。またその東側には徳川時代の砂利敷き通路が出てきました。豊臣大坂城の痕跡が交差する興味深い場所です。
調査実績
特別史跡大坂城跡
- 調査年度
- 2015年
- 場 所
- 大阪府大阪市中央区
- 調査面積
- 459m²
- 発注者
- 公益財団法人大阪市博物館協会
- 調査内容