現地説明会

難波宮跡・大坂城跡(大阪市中央区法円坂2丁目1番14号 大阪医療センター構内)

後期難波宮の朝堂院西方地区で、掘立柱塀2条、掘立柱建物4棟、性格不明遺構1を検出しました。北側の掘立柱塀は五間門区画の南面区画施設と判明しました。南側の塀以南には掘立柱建物群が展開し、曹司(実務的な役所)とみられます。これらの発見により五間門区画は東西に100m以上の規模をもつことが判明し、後期難波宮の曹司が初めて明らかになりました。


18-010

日 付
2016年12月3日(土)
時 間
13:00~15:00
会 場
大阪市中央区法円坂2丁目1番14号 大阪医療センター構内

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アクセス

・地下鉄 谷町四丁目駅から徒歩約5分
・京阪 天満橋駅から徒歩約15分
・JR 森ノ宮駅から徒歩約17分
・市バス 国立病院医療センター

駐車場
なし
参加費
無料
ご案内
ご案内用パンフレット(PDF)
備 考

※歩きやすい靴でお越し下さい。
※公共の交通機関をご利用ください。
※駐車場・駐輪場はありません。


説明会レポート

2016年12月3日 大阪府大阪市で難波宮跡・大坂城跡の現地説明会がありました。今回の調査は、後期難波宮 朝堂院西方地区の調査にあたり、後期難波宮の官衙(役所)と「五間門区画」と呼ばれる施設の一部を発見しました。また難波宮以外の遺構では、難波宮が造られる前の時代の柱穴や、大坂城があった豊臣から徳川の時代の住居跡や深い穴蔵や土堀り穴が発見され、近代では、完全なかたちで残る防空壕や石組溝が発見されました。
(大阪市教育委員会・公益財団法人 大阪市博物館協会 大阪文化財研究所)
写真は現地説明会当日の様子と当日配布された資料です。

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