Owned facilities保有設備
整理・遺物保管施設
発掘調査後も熟練した整理・保管業務をおこないます
島田組では、発掘調査後の業務においても万全の設備、人材を揃えております。
現場で発掘した遺物の洗浄から報告書作成までを一貫しておこなうことができ、また熟練の整理作業スタッフが日々業務にあたっております。
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遺物保管庫
セキュリティーも万全な専用の保管庫で、出土した遺物を保管しています。
洗浄場と整理作業をおこなう2階とはエレベーターでつながっているため、安全に遺物を移動することが可能となっています。保管も最大2,000箱まで可能です。
土器だけでなく鉄製品や木製品などの繊細な管理が必要なものも専門のスタッフによって適切に管理されます。 -
遺物洗浄室
遺跡調査で出土した大量の遺物を効率良く洗浄するため、大型シンクに沈殿槽と温水設備があります。
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写真撮影室
出土遺物を撮影するため、自然光を遮断する撮影室とスタジオ撮影のセットにより、いつでもベストな遺物写真撮影が出来る環境です。
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注記マシン
注記は出土した遺物が行方不明にならないように、小さな文字で簡潔に土器片の目立たない箇所に、出土情報を書く作業です。
小さな破片にも一つ一つ手で書くので、非常に根気と手間がかかる作業ですが、この注記マシンは特殊なインクを噴射することにより、曲面にも一瞬で綺麗に文字を記入することが可能です。
ベテランスタッフが適切な印字箇所を判断し、程よい大きさ、かつ、ムラなく読みやすい文字を素早く注記します。 -
SOMA
レーザー光を用いて非接触で石器特有の複雑な輪郭やシャープなエッジ・繊細な凹凸をそのまま記録でき、一括して大量にデータ取得が可能です。
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3Dレーザースキャナー
レーザー光を使って測定し、高精度でスピーディーな測定が可能で、大型の土器や石器・金属製品など幅広く活用できる装置です。
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デジタルマイクロスコープ
深い被写界深度、長い観察距離、遺物の調整痕や土器の胎土もクリアな画像で観察できる装置。合わせて超高速LIBSで元素分析も手軽におこなえます。
機材倉庫
業界最大規模のベルトコンベアを保有
倉庫には発掘調査で使用する機材を数多く保管し、適切なメンテナンスを実施することにより現場の要請にスピーディーに応じております。
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ドローン
ドローンを使用することにより、従来の測量に比べより早く三次元点群データやオルソ画像を用いることで、最新技術でのデータを作成することができます。
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地中レーダー
高周波の電磁波を利用し、地中にあるものから反射した電磁波が戻ってくる時間を測定することによって、地中の様子を探索する非破壊調査です。
埋蔵物などを探査するだけでなく、不発弾などの危険なものを事前に発見することにより、試掘や掘削時の事故を未然に防ぐことも可能です。 -
安全装置付ベルトコンベア
400台超のベルトコンベアを保有し、まき込みなどの災害防止のため、最新の安全装置を取り付けております。
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発掘用具
発掘調査で使用する機材を数多く取り揃え、専門のスタッフが機材のメンテナンスをおこない、常に最良の状態で使用できる環境を整えています。
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運搬車両
自社で専用のユニック車を所有し、現場までスピーディーな機材搬送ができます。
現場作業を常にベストな状態でおこなえるようバックアップしています。