本調査は東九州自動車道建設に伴う発掘調査です。今回は縄文時代後期(約3,500年前)の掘立柱建物跡とみられる柱穴群が環状に連なってみつかりました。西日本で確認されているこの時代の建物は堅穴住居跡が多く、この掘立柱建物の環状集落は非常に珍しいと言われてます。また中心部に近い柱穴群の内側から祭祀に使われたとみられる石冠(鹿児島県では3例目)が出土しました。
調査実績
牧山遺跡
- 調査年度
- 2015年
- 場 所
- 鹿児島県鹿屋市串良町細山田
- 調査面積
- 7,438m²
- 発注者
- 公益財団法人鹿児島県文化振興財団 埋蔵文化財調査センター
- 調査内容