現地説明会

寝屋川市教育委員会では、2015年3月から小路土地区画整理事業にともなう小路遺跡の発掘調査を実施しています。今回の調査では、古墳時代初め頃の竪穴住居跡7棟や多数の柱穴などが見つかりました。また竪穴住居跡の南側では、東から西に蛇行して流れる自然河川と、この河川に繋がる溝が見つかりました。

2016年11月26日　大阪府寝屋川市で小路遺跡の現地説明会がありました。小路遺跡は、寝屋川市小路北町および小路南町に広がる遺跡で、1977年に付近の水田より土器片が採集され、遺跡が所在することが明らかになり財団法人大阪府文化財センターや寝屋川市教育委員会により発掘調査がおこなわれています。今回の発掘調査では、水田下約30～50cmで、古墳時代の集落遺跡（竪穴住居跡、柱穴、溝、井戸、土坑、自然河川などの遺構）が見つかりました。
（寝屋川市教育委員会）
写真は上空写真と現地説明会当日の様子です。