集合住宅建設工事にともなう発掘調査であり、調査地は姫路城外曲輪(くるわ)の南部に位置する。発掘調査の結果、江戸時代の道路跡や、町屋の屋敷境が発見され、道路と町屋の間口部分をセットで確認できた。町屋の屋敷境は礎石を利用しており、江戸時代の建物構造が判明した。また、屋敷の敷地内において、土間が残っており、屋敷の入口に近い場所で胞衣壺(えなつぼ)と推定される土器が出土した。屋敷は江戸時代の絵図の記載内容と照合でき、絵図資料の正確さを裏付けることができた。
- 日 付
- 2016年8月21日(日)
- 時 間
- 10:30~
- 会 場
- 兵庫県姫路市北条口二丁目地内
- アクセス
・JR 姫路駅より徒歩10分 ・山陽電車 山陽姫路駅より徒歩10分
- 駐車場
- なし
- 参加費
- 無料
- ご案内
- ご案内用パンフレット(PDF)
- 備 考
※歩きやすい靴でお越し下さい。
※駐車場・トイレはありません。