現地説明会

姫路城城下町跡(兵庫県姫路市北条口二丁目地内)

集合住宅建設工事にともなう発掘調査であり、調査地は姫路城外曲輪(くるわ)の南部に位置する。発掘調査の結果、江戸時代の道路跡や、町屋の屋敷境が発見され、道路と町屋の間口部分をセットで確認できた。町屋の屋敷境は礎石を利用しており、江戸時代の建物構造が判明した。また、屋敷の敷地内において、土間が残っており、屋敷の入口に近い場所で胞衣壺(えなつぼ)と推定される土器が出土した。屋敷は江戸時代の絵図の記載内容と照合でき、絵図資料の正確さを裏付けることができた。


18-070

日 付
2016年8月21日(日)
時 間
10:30~
会 場
兵庫県姫路市北条口二丁目地内

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アクセス

・JR 姫路駅より徒歩10分 ・山陽電車 山陽姫路駅より徒歩10分

駐車場
なし
参加費
無料
ご案内
ご案内用パンフレット(PDF)
備 考

※歩きやすい靴でお越し下さい。
※駐車場・トイレはありません。


説明会レポート

2016年8月21日 兵庫県姫路市で現地説明会がありました。
写真は現地説明会当日の様子です。
今回の調査では、道路と町屋の間口部分をセットで確認し、外曲輪(くるわ)における町屋の構造解明の手がかりを得ることができました。
また、これらの遺構は江戸時代の絵図の記載内容と照合することが可能で、絵図の正確さを改めて裏付けることができました。(姫路市埋蔵文化財センター)
資料は当日配布されたものです。

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