2017年2月11日 大阪府太子町で国指定史跡二子塚古墳の現地説明会がありました。国指定史跡二子塚古墳は、全国的にも珍しい双方墳で、方墳が2基つながっていること、小型化した横穴式石室、退化したかまぼこ型の石棺など、古墳終末の姿を示しています。今回の調査では、墳丘の形状や表面の残存状況を確認するため、7調査区を設定しておこない、その結果1・2・3・4・5調査区で墳丘形状を示す周囲の溝や墳丘上の敷石を発見し、東の石室内では石敷きの床面と壁面に塗られていた漆喰の堆積を確認しました。(太子町教育委員会)
調査実績
国指定史跡二子塚古墳
- 調査年度
- 2016年
- 場 所
- 大阪府南河内郡太子町
- 調査面積
- 245.5m²
- 発注者
- 太子町
- 調査内容