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御細工所跡は世界遺産である首里城跡の西側に位置し、18世紀から首里王府直轄の製作所もしくは工房があったと考えられます。その後は王府の薬草園、明治以降は沖縄県の授産施設や首里尋常小学校といった施設がありました。今回の発掘調査でも石組みされた排水構や、石垣、道路といった施設が複数回造りかえられる形で検出され近世から近代の施設の変遷をうかがう事ができます。
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