今回の調査で、墳丘形状(ふんきゅうけいじょう)を示す周囲の壇(だん)や墳丘上の貼石(はりいし)を発見し、東石室内では壁面に塗られた漆喰の一部を改めて確認しました。①北側の墳丘裾(ふんきゅうすそ)から1.5メートル幅の平坦面を発見したことで、周囲にテラス状の壇が巡る可能性のあることが分かりました。②墳丘上で敷石(しきいし)および貼石を発見し、東西墳丘共に墳頂(ふんちょう)の一部が築造当時の旧状を残していることが分かりました。③石室内で側壁の隙間や表面の漆喰の残存状況から、玄室内(げんしつない)全面に漆喰を塗っていた可能性のあることが分かりました。
- 日 付
- 2017年2月11日(土)
- 時 間
- 13:00~15:00
- 会 場
- 大阪府南河内郡太子町大字山田3385番地
- アクセス
近鉄長野線「喜志駅」からバス「御陵前」下車 南へ300メートル
- 駐車場
- なし
- 参加費
- 無料
- ご案内
- ご案内用パンフレット(PDF)
- 備 考
※歩きやすい靴でお越し下さい。
※駐車場・トイレはありません。