現地説明会

瓢箪山古墳(奈良県磯城郡三宅町大字伴堂1085、1086-1)

今回の調査区域の墳丘南側を中心に5ヵ所トレンチを設定したところ、ほぼ想定した位置で墳端部を確認することができ、全長40mの前方後円墳であることが確定しました。また、築造時期についても6世紀前半と位置づけることができました。今回の調査では、円筒埴輪のほか、人物、動物、靫(ゆぎ)などの埴輪類、須恵器などが出土しました。


18-205

日 付
2017年2月4日(土)
時 間
13:00~16:00
会 場
奈良県磯城郡三宅町大字伴堂1085、1086-1

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アクセス

近鉄橿原線 石見駅 徒歩20分
近鉄西田原本線 但馬駅 徒歩10分

駐車場
なし
参加費
無料
ご案内
ご案内用パンフレット(PDF)
備 考

※歩きやすい靴でお越しください。


説明会レポート

2017年2月4日 奈良県磯城郡三宅町で瓢箪山古墳第2次調査現地説明会がありました。この瓢箪山古墳の属する三宅古墳群は磯城郡3町(三宅町、川西町、田原本町)にかけて広がり、5世紀後半から6世紀前半に最盛期を迎える古墳群です。
今回の調査は、墳丘南側部分を中心に墳丘規模の確定を目的としたものであり、その調査成果から、規模は墳丘長約40m、後円墳部経約26m、周濠幅約6~12mの前方後円墳であり、築造時期は円筒、人物(女性)・犬・盾などの埴輪類や須恵器などの出土資料から6世紀前半であると結論付けることができました。(三宅町教育委員会)

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