現地説明会

北岡遺跡(大阪府藤井寺市岡2丁目13 地内)

今回の調査では、室町時代の、南北2条、東西1条、計3条の水路の跡が見つかりました。その規模は、最大で幅6m以上、深さ1.2m程度もあります。南北の2条の水路はその北端で東西の水路に接続しています。そして、東西の水路は、最終的に、その北側の谷地形に接続しています。周辺の状況も含めて慎重に検討する必要がありますが、これらの水路は、丘陵西側の取水および排水と、貯水を主な目的としていたと思われます。
また農業用水として使用された可能性もあります。いずれにしても、室町時代の周辺の土地利用形態を考える上で、非常に貴重な調査成果ということができます。


18-192

日 付
2017年4月22日(土)
時 間
13:00~16:00
雨天時など、中止となる場合がございます。ご了承ください。
会 場
大阪府藤井寺市岡2丁目13 地内

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アクセス

・近鉄南大阪線 藤井寺駅 徒歩5分
・近鉄バス 藤井寺駅前バス停 徒歩5分

駐車場
なし
参加費
無料
ご案内
ご案内用パンフレット(PDF)
備 考

※歩きやすい靴でお越しください。
※駐車場はございません。公共の交通機関をご利用ください。
※トイレはございません。


調査映像

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説明会レポート

2017年4月22日 藤井寺市で北岡遺跡の現地説明会がありました。北岡遺跡は近鉄藤井寺駅の北側の段丘上に広がる遺跡で、これまでの調査で、古代から中世の掘立柱建物、井戸、溝などの集落関連施設が見つかっています。
今回の調査では、貯水を主な目的とする室町時代の水路が見つかり、 これらは農業用水として使用された可能性が考えられます。
(藤井寺市教育委員会)

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