現地説明会

姫路城城下町跡(兵庫県姫路市古二階町7番)

調査地は江戸時代に描かれた絵図によれば、南北の敷地に分かれており、南側の敷地が武家屋敷地、北側の敷地が町屋である茶町に該当しています。さらにこれらの敷地の西側と南側にL字形に道路が走っています。北側敷地の町屋の住人名は明らかではありませんが、南側の武家屋敷地は18世紀後半の「姫路侍屋敷図」には「斎田□右衛門」と記載があります。武家屋敷地と茶町は古二階町に再編成され現在に至っています。


18-284

日 付
2017年6月3日(土)
時 間
10:30~
会 場
兵庫県姫路市古二階町7番

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アクセス

・JR山陽線姫路、JR播但線姫路駅より北東へ約650m 徒歩10分
・神姫バス日出町より 徒歩3分

駐車場
なし
参加費
無料
ご案内
ご案内用パンフレット(PDF)
備 考

※歩きやすい靴でお越し下さい。
※駐車場はありません。
※小雨決行。


説明会レポート

2017年6月3日 兵庫県姫路市で姫路城城下町跡(古二階町)の現地説明会がありました。
今回の調査では、姫路城外曲輪(中掘と外堀の間)で2例目となる道路遺構や江戸時代の建物にともなう礎石約80基、井戸2基、土坑140基以上が見つかりました。
江戸時代の下層からは、弥生時代の流路、中世の遺構が見つかり、調査周辺の江戸時代の町割が中世から続く条里の方向にもとづいておこなわれたことが考古学的にも明らかになってきました。
(姫路市埋蔵文化財センター)

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