保有設備

セキュリティーも万全な専用の保管庫で、出土した遺物を保管しています。
洗浄場と整理作業をおこなう２階とはエレベーターでつながっているため、安全に遺物を移動することが可能となっています。保管も最大2,000箱まで可能です。
土器だけでなく鉄製品や木製品などの繊細な管理が必要なものも専門のスタッフによって適切に管理されます。

遺跡調査で出土した大量の遺物を効率良く洗浄するため、大型シンクに沈殿槽と温水設備があります。

出土遺物を撮影するため、自然光を遮断する撮影室とスタジオ撮影のセットにより、いつでもベストな遺物写真撮影が出来る環境です。

注記は出土した遺物が行方不明にならないように、小さな文字で簡潔に土器片の目立たない箇所に、出土情報を書く作業です。
小さな破片にも一つ一つ手で書くので、非常に根気と手間がかかる作業ですが、この注記マシンは特殊なインクを噴射することにより、曲面にも一瞬で綺麗に文字を記入することが可能です。
ベテランスタッフが適切な印字箇所を判断し、程よい大きさ、かつ、ムラなく読みやすい文字を素早く注記します。

複数の小型ローターによって飛行する回転翼機で、無線を利用してのラジコン操作がおこなえます。小回りが利くためカメラを積んでの空中撮影に重宝されています。
一眼レフを搭載することによって発掘調査に必要な上空からの視点で全体図からポイント撮影まで、幅広い用途に使用します。

高周波の電磁波を利用し、地中にあるものから反射した電磁波が戻ってくる時間を測定することによって、地中の様子を探索する非破壊調査です。
埋蔵物などを探査するだけでなく、不発弾などの危険なものを事前に発見することにより、試掘や掘削時の事故を未然に防ぐことも可能です。

400台超のベルトコンベアを保有し、まき込みなどの災害防止のため、最新の安全装置を取り付けております。

保有型式：MC35SP₁-7M

発掘調査で使用する機材を数多く取り揃え、専門のスタッフが機材のメンテナンスをおこない、常に最良の状態で使用できる環境を整えています。

自社で専用のユニック車を所有し、現場までスピーディーな機材搬送ができます。
現場作業を常にベストな状態でおこなえるようバックアップしています。